環境に与える影響を低減します。
データセンターは大量のエネルギーと水を消費します。当社では電力と水の消費量を積極的に監視・管理し、省エネルギー対策を導入しています。当社が取っている資源保全対策には次のようなものがあります:
- 業務改善のための既存施設の監査
- 低コストおよび無料のアップグレードの実施
- エネルギー、水、コストの大幅な節約を生み出す資本プロジェクトへの投資と、実行可能な光熱水イニシアチブの追求


2021GHG排出量(MtCO2e) | |||
スコープ11 | スコープ2(拠点ベース) | スコープ2(マーケットベース) | スコープ32 |
20,327 | 2,055,473 | 1,034,987 | 1,903,567 |
1スコープ1排出量には、購入したカーボンオフセット4,155 MtCO2eが含まれます。 |
省エネルギー
省エネデータセンターは環境への影響が少なく、運営コストが低いことが特長です。当社では事業施設に投資することによりデータセンターポートフォリオの性能の向上に取り組み、効率性を高めて資源の消費を削減し、そのコスト節減分をお客様に還元しています。
Digital Realtではエネルギー効率を高め、PUE(電力使用効率)を改善し、総所有コストをさらに低下させるために絶えず努力しています。ISO 14001環境マネジメントシステムおよびISO 50001環境マネジメントシステムのフレームワークを活用して、当社の活動の構造化を図り、法律および規制の遵守をサポートし、排出量およびカーボンフットプリントを削減しています。エネルギースターやNABERS(オーストラリア建築環境格付け制度)認証などの第三者検証済みエネルギー効率フレームワークに従って、ポートフォリオ施設の評価と認証を行っています。
廃棄物と水の保全
当社では、自治体が供給する再生水(提供されている場合)などの飲料水の利用可能状況やコスト、そして他の供給ソリューションを考慮しています。同様に、廃棄物の発生を検証し、可能であれば転用するべく努力しています。これまでの具体的で記録が証明する水保全の実績をもとに、地球の限られた水資源を守り保全する取り組みを未来でも続けていきます。Digital Realtyのグローバル水戦略は、当社の運営における水の戦略的重要性に対応するもので、水質低下や水不足によってデータセンターの安定したオペレーションが中断されるリスクが高い地域を特定し、プロジェクトやビジネスチャンスのパイプラインを築いて、事業における水の保全、回復性、冗長性という観点から新たな地位を確立することを目指します。

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ベタービルディング・チャレンジへの取り組み
2014年, Digital Realtyは、電力消費の削減を目指した米エネルギー省のイニシアチブであるベタービルディング・チャレンジに参加する初のデータセンター事業者のひとつとなりました。当社の目標は、2024年までに(2013年比で)当社の建物のエネルギー効率を20%高めることです。2016年末までに、当社は予定よりも数年早くこの目標を達成しました。
今日、当社は省エネルギーに対する献身的努力を強化し続けており、その目標の拡大に伴って全ポートフォリオの継続的な進展が見込まれています。
進展を追跡する
Digital Realtyは、データセンターREIT初のエネルギースターパートナーとして、データセンターのエネルギー効率の測定と改善に取り組んでいます。